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思い出す光景

今日は一日どんよりとした日でした。
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今年はなぜか小鳥が来ません。餌をしかけて・・・・・ではなく、餌を置いて、 虎視眈々と・・・・ではなく、心待ちに 小鳥さんが来る日を待っているのですが、いまだ、みかんをつついた様子はありません。
下心なんてないんですのに、ただ小鳥さんが餌をついばむ平和な様子が見たいだけですのに。
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(雑記) [ただの気まぐれな内容なんで お忙しい方、飛ばしちゃってください。]

目に焼きついていつまでも記憶に残っている光景というものがあります。

私にとって忘れられない光景の一つは、
子供の頃、広島市内に出かけると デパートの前で 片腕だったり、義足だったりした傷痍軍人さん達が 白い服を着てアコーデイオンとかを演奏していた姿です。
側に置いてある入れ物にお金は入れてあげたいのに、小さかった私は怖くて軍人さん達の側に近づくことが出来ませんでした。戦争が終わって随分たって生まれたつもりでしたけど、まだまだ戦争の傷跡は残っていたのですね。

それと、もう一つ なぜかおもいだされるのは・・・
私が、保育園か小学生の頃、いつも(山)奥から、目の見えないおじいさんが背中に米を入れたリュックを背負い、おばあさんに手を引かれて、お米を売りに来ていました。それを祖母がが買ってあげるのです。1年に一回だけやってきて、次に来るのは翌年です。
それが、ある年、手を引いてきたのが、私より小さな女の子でした。祖母の話では、以前来ていたおばあさんが亡くなったので、幼い孫がおじいさんの手をひいてやってきたのだそうです。
無言で玄関の土間に立ってる二人の姿は、頭の中に焼きついた光景でした。
あの「砂の器」の村から村へと旅していく親子の姿に似ていました。
私の子供の頃は、まだまだ「貧しい」という言葉がすぐ側に一般的にあったのだなと思い出されます。

何かの時には、ふっとこの光景が頭をかすめ、それを主人に話すと、「可哀相な話をするな。聞きたくない!」って言うのです。
それが、ある時 この話を里の母にしたら、
「ああ、あの子ね。あの子はねえ、今、ええ家建ててねえ、幸せに暮らしとるよ。」
???(@_@;)
びっくりしました。けど、安心しました。
私の頭の中で、荒涼とした景色とともに 「どこかまだまだ貧しかった日本の景色」として妙に感傷的な気持ちとともに納められていた話の終末は、なんとハッピーエンドだったのです。
by cookie-tea38 | 2006-01-31 19:32 | 雑記